善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

お茶の花咲く

木曜日朝の善福寺公園は曇り。けさもどんよりとした空。

 

多少寒さを感じるのかカワセミも丸くなっていた。f:id:macchi105:20191017085138j:plain

サッカー選手のユニフォームに擬態?したアカスジカメムシf:id:macchi105:20191017085159j:plain

どう見てもサッカーの強豪クラブ、ACミランのユニフォームだ。

 

帰り道の区立公園ではお茶の花が咲いていた。

ちょうど今ごろが開花時期。白い花を下向きに咲かせる。f:id:macchi105:20191017085222j:plain

茶は中国から渡ってきたので、チャという言葉も中国語に由来する。

その歴史をたどれば鎌倉初期に臨済宗栄西が宋の抹茶法を伝えたのが知られるが、茶を飲む歴史自体はそれ以前からあり、天平元年729)に聖武天皇が百僧に茶を賜った記事が残っていて、これが明確な記録としての最古のものといわれる。

 

ところで、イギリスなどヨーロッパ諸国では茶のことをティーと発音するが、実はこれも中国の言葉が語源という。

「チャ」と発音するのは北京語や広東語で、南方の福建省厦門(アモイ)では「テー」と発音するのだそうだ。

中国のどこから、どんな経路で伝わったかによって茶の発音は異なり、インドや中東諸国では「チャイ」と発音するが、これも日本と同じに「チャ」が語源。

一方、ヨーロッパに茶がもたらされたのは17世紀に入ってから。当時、中国からお茶を輸入していたオランダの東インド会社は南方の福建省で貿易をしていたため「テー」と呼び、それがヨーロッパで広まって「ティー」となったという。

 

朝から勉強になるなー。