善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+ガントレット

イタリア・プーリア地方の赤ワイン「Tempio di Giano(テンピオ・ディ・ジャノ)2013」。
けっこう濃い赤をしていて、適度の渋みが効いていた。
フランスワインのように上品じゃないところがいい。
イメージ 1

ワイナリーは Vetrere(ヴェトレーレ)。ブドウ品種はNegroamaro(ネグロアマロ)。
黒ブドウ品種でギリシャイオニア地域の由来だとか。Negroamaroというのは、ブドウのほとんど黒に近いような色と、できるワインのほろ苦さを表しているという。

写真手前は2年熟成のコンテ。そもそも固いチーズが好きなんだが、1年熟成のコンテと食べ比べてみたらまるで味が違う。これが赤ワインに合うんダナー。

ワインの友で観たのは昼間、NHKBSでやっていたクリント・イーストウッド監督・主演の『ガントレット』。
いわゆる刑事もの。酒びたりのさえない刑事ショックリー(イーストウッド)が、フェニックス市の警察長官からラスベガスに拘留中の証人、売春婦のマリー(ソンドラ・ロック)の護送を命じられる。
ところが、護送をはじめた途端、2人は何者かの襲撃を受け、さらには地元警察からも集中砲火を浴びせられ、命の危機に立つ。なぜ2人は狙われるのか。その陰にあったのは警察幹部のスキャンダルだった──。

夜明けだか夕暮れだか、最初と最後に流れるアリゾナの空を引き裂くようなトランペットの響きが印象的だった。
奏者はジョン・ファディスとアート・ペッパーだという。