エノテカ直送赤ワイン6本シリーズ第5弾の2本目は、フランス・ラングドックの「カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン(CADET DOC CABERNET SAUVIGNON)2013」。
カベルネ・ソーヴィニヨン100%。独特のタンニンが心地よい。
カベルネ・ソーヴィニヨン100%。独特のタンニンが心地よい。
ラングドックは、フランス南部、地中海に面する地域。温暖で夏に雨の少ない気候条件に恵まれ、ブドウの栽培に最適の地だという。
最適すぎてこんな逸話がある。あまりにブドウ栽培に恵まれた気候条件なもんだから、ブドウを植えさえすればワインにふさわしいブドウが収穫できる。それで、いい加減につくってもそこそこおいしいワインができるというので、ここでつくられるワインは「水代わり」「お茶代わり」の安ワインばかりだったという。
それじゃいけないというのでワインの品質向上が叫ばれるようになり、現在はかなり評価の高いワインがつくられるようになってきているのだとか。
それじゃいけないというのでワインの品質向上が叫ばれるようになり、現在はかなり評価の高いワインがつくられるようになってきているのだとか。
その1つがきのう飲んだワイン。5大シャトーのひとつシャトー・ムートン・ロスチャイルドが手がけるワイン。「カデ」とは「末っ子」を意味するという。その名の通り、やんちゃな味わいを目指したのだろうか。そのわりにはやさしい味で、飲みやすいワイン。