善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

初笑い 新春国立名人会

7日は国立演芸場で「新春国立名人会」。
このところ、年の初めは国立劇場で初春歌舞伎、7日は新春国立名人会の千秋楽を楽しむ、というのが年中行事化している。
7日までは松の内とあって、入り口は正月気分。
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本日の出演者と演目は次の通り。
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寿獅子 太神楽曲芸協会
落語 林家彦いち 初天神
俗曲 柳家小菊
落語 五街道雲助 粗忽の釘
漫才 すず風にゃん子・金魚
落語 桂文楽 替わり目
(仲入り)
奇術 マギー司郎
落語 春風亭一朝 幇間腹
紙切り 林家正楽
落語 柳家小三治 厩火事

落語はどれも聞き慣れたものばかりだったが、大いに笑わせてもらった。
間に俗曲、漫才、奇術、紙切りが入ってアクセントがつき、寄席の気分に浸る。

紙切りの注文は「出初式」「お姫様」「流鏑馬」、それに「小三治の正月」「小さん(5代目)」なんてのもあったが、「何でも切ります」というだけあってどれも見事に切っていた。

本日のお目当てはトリの小三治
出てきた様子を見ると、去年と比べて元気そう。血色もいい。
ただ、座布団の後ろに正座用の小さなイスが用意してあり、どうやら最近は正座が難しくなっているらしい。

きょうはまくらをたっぷり。
正月飾りを出したり入れたりするのがいかに大変か、という話をエンエン20分ほど。
本題の「厩火事」もたっぷり30分。
でも、噺のほうの元気さは去年の方があった気がするが・・・。

終わって正月恒例の「手拭いまき」。とてもじゃないが小三治は遠くへは投げられない。
一緒に投げた一朝、正楽も力がなさそうで、おかげで比較的前に座っていた当方(の隣の人)が見事ゲット!
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今年も去年も、「手拭いまき」は2年連続ゲットの快挙!

それにしても、初春から大笑いするっていうのは、いいですね。