善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

会津の馬刺し

土曜日の午前中、宅急便で生ものが届いた。送り主は飲み仲間の友人、福島県会津若松市にある「ヤマゴ精肉本店」の「生肉」と書いてある。

それで思い出した。去年の暮れにイッパイやったとき、会津の馬刺しはうまい、とかいう話があって、「それなら送ってくれ」といったような・・・(飲んでいたので記憶が不確か)。

送ってもらったのはありがたいが、とても家族では消費しきれない量。それで急きょ「会津馬刺しを食べる会」と称して友人たちをわが家に招いてみんなで食べることにした。
友人の1人が持ってきてくれたのが会津の酒「花春」。これが会津の馬刺しに合う。

聞くところによると、会津は熊本、長野と並んで馬肉の3大名産地の1つなんだそうである。ほかにも青森、山梨でも好んで食べられている。
日本で馬肉を食べるようになったのは、豊臣秀吉の時代、朝鮮に攻めていった加藤清正軍が、食料がなくなったため軍馬を食べたのがはじまりという。それで熊本が有名になったのだろうか。

世界一の消費国はフランスだとか。もちろん、生では食べないし、レストランのメニューにはないが、家庭では炒めものかなんかにして毎日のように食べられているそうだ。

会津の馬刺しは、桜肉というよりあずき色していて、今まで食べた熊本、長野の肉とは違う食感。もっと柔らかくて素朴な味わい。
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翌日は残った肉の一部を昆布刺しにして保存し、お燗した酒とともに胃袋へ。
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外では雪深々と。