きのうは落語の帰りに銀座1丁目にあるヤキトリ屋「鳥清」へ。
つれあいが以前ここでランチを食べ、キジ丼がとてもおいしかったというので行ってみた次第。
つれあいが以前ここでランチを食べ、キジ丼がとてもおいしかったというので行ってみた次第。
こじんまりとした店で、焼き台を囲んでカウンターがあり、12、3人も座ればいっぱいという感じ。焼き台は煙が客席まで届かないよう少し奥まったところにあり、煙でもうもうということはない。さすがは銀座。
突き出しはヤキトリのにこごり風。これがいける。おまかせでいろいろ焼いてもらったが、どれもおいしい。特に焼き方がいい! いい仕事をしている。
酒はビールに始まって、山形の「楯野川」、山口の「長陽福娘」。
楯野川の瓶をみせてもらったら、ラベルに「攻め」とある。
「攻めって何?」と聞くと、「荒走り」「中取り」のあとの「攻め」といわれてナルホドと思った。
楯野川の瓶をみせてもらったら、ラベルに「攻め」とある。
「攻めって何?」と聞くと、「荒走り」「中取り」のあとの「攻め」といわれてナルホドと思った。
日本酒はもろみを搾ることによって液体部分と粕とに分かれ、液体部分が酒となる。
搾るとき、酒が入った布の袋を積み上げて、自然に滴り落ちてくるのが「荒走り」
(中には酒袋をヒモで縛って吊るし、滴り落ちるのを待つ「つるし」というのもある)
次に上からプレスをかけて搾り出るのが「中取り」
最後に、さらに上から強くプレスして搾り取るのを「押し切り」というが、「責め」とか「攻め」という酒蔵もあり、最後に強い圧力をかけて搾り切るから雑味が出やすい特徴があるという。
同じ酒でも搾り方で微妙に味が違うところがおもしろい。
搾るとき、酒が入った布の袋を積み上げて、自然に滴り落ちてくるのが「荒走り」
(中には酒袋をヒモで縛って吊るし、滴り落ちるのを待つ「つるし」というのもある)
次に上からプレスをかけて搾り出るのが「中取り」
最後に、さらに上から強くプレスして搾り取るのを「押し切り」というが、「責め」とか「攻め」という酒蔵もあり、最後に強い圧力をかけて搾り切るから雑味が出やすい特徴があるという。
同じ酒でも搾り方で微妙に味が違うところがおもしろい。
この店、親子でやっているのだという。中でヤキトリを焼いているのがオヤジで、客の接待をしながら酒の解説をいろいろしてくれるのが息子さん。やがては息子がオヤジのあとをつぐのだろう。2人して息を合わせて立ち働く姿を見ていると、飲んでいる方もうれしくなる。
銀座のど真ん中にしては値段はリーズナブル。
応援したくなる店だ。
応援したくなる店だ。