チョー久々にJR西荻窪駅近くの「なない」へ。
1月に行ったきりで、その後コロナ禍で行けないでいた。
店の前の通りは今やヤキトリ屋通りと化し、ヤキトリのにおいで辟易するが、「なない」の店の中だけは別世界で、ホッと落ち着いた気分にしてくれる。まさに隠れ家。
まずは季節にちなんだ先付け。
手製の豆腐だったかな。
ビールのあと日本酒は石川・白山市の「手取川」。もち米が10%入っているというのでどんな酒かと注文したが、ちょっとまったり感があっていつもの日本酒と違う味わい。
しめサバ・バッテラ昆布・焼き茄子のなめろう。
隣で飲んでいるワインが気になって、ついついこちらもオレンジワイン。
オレンジワインとは原料がオレンジ、ではもちろんなくて、色合いがオレンジ色をしているからで、原料は白ワインに使われるブドウ。
白ワインのように果皮や種子を除いた果汁だけを発酵させるのではなく、赤ワインの製法と同じに果皮ごと発酵させたワイン。ただし、黒ワインに使われるブドウは果皮中にアントシアニンが含まれていて、それで赤い色になるが、白ブドウにはアントシアニン含まれていないので赤色にはならない。かわりに黄色系色素が溶出することでオレンジに近い色になるるのだとか。
酒は再び日本酒に戻って「にいだしぜんしゅ」。
ラベルが気に入って注文。福島・郡山の酒。
牡蠣と蕪のグラタン。
「隠(おだやか) 十八代」
これも福島・郡山の酒で「日本の田んぼを守る酒蔵」とラベルにある。
蓮根まんじゅう。
幸せな気分で帰還。