ロートレックはどれもいいね!
ボナール「白い猫」(1894年)
シャセリオー「アハシュエロス王に紹介されるため化粧するエステル」(あるいは「エステルの化粧」)(Esther se parant pourêtre présentée au roi Assuérus)(1841年)
こちらがマネの「オランピア」
ちょうどこの日は館内で、黒人をモデルとした作品の企画展も開かれていて、その1つ。
白人の娼婦と黒人の召使が逆転している。
鑑賞を終えて美術館を出たところ、入口には長蛇の列。
朝イチで行ってよかった。
のどがカラカラだったのでビール。
労働?のあとのビールはうまい!
タコのサラダ。
パスタ。
それから地下鉄でモンパルナスへ。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、モンマルトルとならんでエコール・ド・パリの画家たちの多くがここでアトリエを構えた。
都市再開発で今はその面影も消えつつあるが、当時の趣を残す場所があり、それが「シュマン・デュ・モンパルナス」という名の小道。
小道の両脇に今も作家たちのアトリエが並ぶ。
中ほどにギャラリーがあって、現代アートの展覧会が開かれていた。
モンパルナスの街を歩いていると、子どもたちのにぎやかな声が響く場所があった。
どうやら小学校の下校時間らしい。
親たちが迎えに来ている。父親も多い。
パリにかぎらず、親が子どもを学校まで迎えに行く光景をあちこちで見た。
1903年創業で、パリの中でも有名な老舗カフェの1つという。
1958年の映画に「モンパルナスの灯」(Lesamants de Montparnasse)というのがあった。モディリアーニの伝記的映画で、生きているうちは絵が全く売れず、貧窮のまま35歳で亡くなったモディリアーニの最後の日々が描かれている。
死の直前、モンパルナスをさまようモディリアーニ。悲しい悲しい映画だった。
モディリアーニはラ・ロトントによく通っていて、モディリアーニと親しかった藤田嗣治の回想によれば、別の客のクロワッサンを食べちゃったり、飲み代の代わりにスケッチを置いていったけど店のオーナーはそれを燃やしてしまった、などというエピソードが残っているとか。
モンパルナスから宿への帰り道、ワインも売っている惣菜屋があったのでワインとつまみを購入。
残念ながら日本は1対2で破れ16強止まりで終わった。