「三美神を伴うヴィーナスから贈り物を授かる若い婦人」
「学芸たちの集いに導かれる青年」(いずれも1483‐1485年ごろ)
ピサネロと比較的近い時期の人。ピサネロはイタリア人だが、カルトンはフランス人。
この絵を見ると、ピサネロの絵にみられるような装飾性と写実性の融合を感じる。
十字架から降ろされ、弓なりになったキリストと、悲しみをこらえながら祈る聖母の姿が痛々しいピエタ。
よく見ると、キリストの傷口から流れる血は涙の滴となっている。これも悲しみの表現なのだろうか。
上の階から見たガラスのピラミッド。ここが美術館の入口。
まるで自画像のようにも見えるが・・・。
天使は息子のティトゥスに似ている。
午後1時をすぎて館内で昼食。
ハンバガーとポテトフライ。
ミロのヴィーナス。
こうしてじっくり見ると、意外と若い男性っぽく凛々しい顔をしている。
ミケランジェロの「瀕死の奴隷」
「抵抗する奴隷」
らせん階段で下におりる。
結局、7時間ぐらい館内にいたことになる。
おもしろかったけど、疲れた~。
なぜナポレオンがミツバチを紋章にしたかというと、ミツバチはフランク王国を開いたメロヴィング家のシンボルであり、メロヴィング家の流れを汲むフランスのルイ王朝はフランク王国の伝統を引き継いでいるというのでミツバチをシンボルとした。ナポレオンもまた、王朝の後継者を自任するためミツバチを紋章にしたといわれている。
いったん宿に帰って出直して、夕食はビールにワインに唐揚げみたいなのに、ラディッシュ。
生のラディッシュが意外とおいしかった。
ワインがかなり上げ底。
明日はオルセー美術館だ。