善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ミツグに徹するカワセミのオス

水曜日朝の善福寺公園は快晴。日差しがポカポカ。

ジョウビタキのメスが彼女の縄張りで相変わらず頑張っている。
全身に朝日を浴びて、いつ見てもカワイイ。
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オスは?と探すと、オスもやっぱり自分の縄張りでエサ探し。
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結局のところ、オスもメスもデートもしないまま北へ帰ってしまうのだろうか?
けさはオスは北へ帰るためのパワーづくりのためだろう、ミミズなんかの動物性タンパク質を求めてしきりに地上に降りていた。
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こちらもあとを追って、楽しい時間をすごせた。

池をめぐっていると目の前をカワセミのオスが飛んで行って池の真ん中当たりで止まった。
よく見るとつかまえた小魚をくわえていて、しかも頭を上に出すメスへのプレゼントポーズ。
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やがてメスが飛んできたと思ったら、2羽は一瞬交差するようにして素早くどこかへ行ってしまった。
1度ならず2度も3度も小魚をプレゼントして、オスのカワセミはミツグくんだった!

ハナカイドウが咲き出した。
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ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)が咲いている。
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リボンか短冊みたいな花弁(花びら)が特徴的な花。

花弁は咲き始めてから少しずつ伸びてリボンみたいに長くなるのかと思ったら、蕾から出てきた段階ですでに花弁は長く、蕾の中に丸く巻かれた状態で収納されている。

ちなみにリボンみたいなのは「線形」というらしい。
花弁はたくさんあるように見えるが、1つの花に4枚の4弁花。

小さな花が寄り添って咲くのでたくさん咲いているように見えるのだろう。
これもより花を目立たせて虫を呼び寄せる戦術だろうか。
 
近くでシャガも咲き出していた。
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アヤメ科の植物で学名を「Iris japonica」という。
すると「日本のアイリス」で日本原産かと思いきや、原産地は中国。
シャガの名前の由来は諸説あるが、同じアヤメ科の檜扇(ヒオウギ)の漢名である「射干(やかん)」を音読みしてつけられたともいわれる。
別名「胡蝶花」とも呼ばれる。