善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミの縄張り争い

火曜日朝の善福寺公園は曇り。日の出の時刻が遅くなってきて、暗い朝。

 

上池では、文二くんと三郎くんのテリトリーの境界付近にオスのカワセミ

文二くんか?それとも三郎くんか?

風で羽毛が揺れている。

三郎くんのテリトリーのほうに飛んで行った。

とすると三郎くんかな?

 

下池に回る。

きのうと同じようなところにドテ座りの若造のカワセミ

幼い感じだから六兵衛くんかな?

小魚をゲットしたりしていたが、そこへ別のカワセミが飛んできて、何と、バトルを始めた。

しかし、ケンカは一瞬で、もう1羽はすぐに飛び去っていったが、あれは先輩格の小四郎くんだろうか。

縄張り争いはいまだ続いているようだ。

カワセミは繁殖期以外は単独で行動し、獲れるエサの量に応じた自分のテリトリーを持つ。

エサが獲れるか獲れないかは死活問題だから、縄張り争いは生き抜くための行動であり、落ち着くまではまだ時間がかかりそうだ。

 

池をめぐっていると離れた場所にメスのカワセミ

サクラちゃんのようだが、彼女も自分のテリトリーを持っているはず。

オスだけでなく、サクラちゃんも加えた縄張り争いが熾烈なのかもしれない。

 

オンブバッタが交尾中だった。

よく見ると、上になってる体の小さいオスは、オンブというより大きなメスの体に横からはりつくようにしていて、生殖器のある赤くなったお尻をメスのお尻に差し入れている。

メスもお尻を曲げて、オスの生殖器を迎え入れるようにしている。

子づくりは夫婦の共同作業。互いに協力し合って?の交尾なのだろうか。

 

ハナミズキの実が赤く熟していた。

別名をアメリヤマボウシといって、同じミズキ科。

花はヤマボウシに似ているが、実はだいぶ違う感じだ。

それにヤマボウシの実は食べられるが、ハナミズキの実は食用にはならないという。