善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

モンシロチョウ初見日

金曜日朝の善福寺公園は快晴。雲が少し。気温は高く、シャツ1枚でもいいくらい。

サクラ(ソメイヨシノ)の開花が一気に進み、一番早く咲く木はごんのとおり。
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公園のあちこちにお花畑が出現し、春真っ盛りという感じ。
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高気温にさそわれて次々に羽化したらしく、モンシロチョウが群れをなして飛んでいた。

そういえばモンシロチョウは生物季節観測の種目の1つ。
東京(大手町)の初見日はいつだろうと調べると、これがない。
関東では銚子で3月17日(去年より18日、平年より3日早い)の記録があるが、東京はなし。

生物季節観測には、日本全国に分布していて一律に観測しうる「規定種目」と、地域特性などから各地の気象台が独自に選んだ「選択種目」の2つがあり、「規定種目」は動物ではヒバリ、ウグイス、ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、トノサマガエル、シオカラトンボ、ホタル、アブラゼミ、ヒグラシ、モズの11種。
しかし、東京・大手町にある東京管区気象台で現在も観測を行っている動物は11種のうち、ウグイス、ツバメ、シオカラトンボアブラゼミ、ヒグラシの5種だけなんだそうだ。
このうちウグイスの初鳴きは2000年を最後に観測できていないという(今年も記録なし)。
何かサミシイ感じ。

ちなみに規定種目の植物は、ウメ、ツバキ、タンポポ、サクラ、ヤマツツジノダフジヤマハギアジサイサルスベリ、ススキ、イチョウ、カエデの12種。

毎年、サクラ(ソメイヨシノ)の開花だけは気象台も力を入れていて、報道陣や見物客を引き連れて熱心に観察しているが・・・。