善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

札幌逍遙

仕事で行ったついでに札幌で1泊した。
飛行機は1時間遅れで夕方到着。
空港から札幌までの電車に乗ると景色は一面銀世界。
最高気温はたしかマイナスだったから、たしかに寒い。

ついた日はちょうど「さっぽろ雪まつり」の最終日だったので、すでに夕方だったが会場を見て回る。
今年で第70回だとか。
さっぽろ雪まつりは初めて。もっと立体的な雪像が多いかと思ったがレリーフっぽいのが多かった。
夜になると雪像に映像を映し出すプロジェクションマッピングもやられていたが、あんまり成功しているとは思わなかったナー。
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雪まつりを見たあとは予約しておいた店で夕食。
大きなビルの前は除雪してあるが、それ以外は雪道なのでけっこう滑りやすい。
助かったのは、札幌に到着してすぐホテルにチェックインしたとき、フロントで売っていた小型・軽量の「滑り止め」。2つセットで1000円ナリで売っていたが、靴底にひっかけるとスパイクみたいになっているので安心して歩ける。おかげで札幌滞在中、スッテンコロリンとなることはなかった。

行ったのは「古今山久」というミシュラン1つ星の店。
雪まつり会場から10分ぐらい歩いたところにあり、オフィスビルみたいな建物の2階。
京料理の店で、6800円のコース料理を注文しておいた。

ビールのあとは日本酒。
この日飲んだのは、まずは北海道に敬意を表して「二世古 純米吟醸」、福井の「花垣 心の杯」、山形「白露垂珠 出羽燦々」、石川「奥能登の白菊」。
料理がおいしくてついのみすぎた。
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料理はまずは先付け。ババガレイと大根とワカメ。
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吸い物。はまぐりと特製乾貨出汁の吸い物。
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お造り。
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温物。あん肝茶碗蒸し、土佐酢あんかけ。
卵みたいな器のフタをとると・・・。
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あん肝と土佐酢の相性がよくて、これが絶品の味。

煮物。かに真薯と米茄子、里芋の揚げ出し。
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焼き物。鱒の西京焼き。花野菜日向夏
鱒の焼き物がこんなにおいしいなんて。付け合わせのソースが絶妙!
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一品。青菜と海苔ワサビ和え。
これもウマイ!
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食事は北寄貝とタケノコの炊き込みごはん、赤だし。
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デザートはなめらか杏仁豆腐。それに食後のコーヒー。
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大満足で店を出るとき、あいさつしてくれたご主人はにこやかで若い感じだったが、ウデはたしかと見た。
いい気分でホテルに帰る途中に立ち寄った北海道庁旧本庁舎
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1888年明治21年)に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建物で、通称「赤レンガ庁舎」。国の重要文化財に指定されているという。

翌日は午前中は雪が降るもその後は晴天。
仕事のあと、たまたま「札幌農学校第2農場」の前を通ったので見学。
クラーク博士の大農経営構想にもとづいて明治時代に建てられた木造の畜舎などの建築物群で、国の重要文化財。建物群は雪に埋もれていて、ニレの木が見事だった。
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駅前で昼メシ後、飛行機の出発まで時間があったので丸山動物園へ。
地下鉄とバスを乗り継ぎ、バス停は動物園の目の前。

北の国ならではの北極グマ。
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ペンギン。
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オランウータンがじっとこっちを見つめていた。
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ユキヒョウ。意外と足が太かった。毛皮の長靴を履いてる感じ。
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ほかにも、サルやライオン、シマウマ、カバなんかもいて、ライオンがガラス越しに数センチの近くまで寄ってくるのでなかなかの迫力があった。
動物園に行くなんてチョー久しぶり。
こういう機会じゃないと行かなかないかもしれないので、いい思い出になった。

夕方、新千歳空港で軽くイッパイやったあと、東京へ。