善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ワーキング・ガール」

アルゼンチンの赤ワイン「カイケン・エステート・マルベック(KAIKEN ESTATE MALBEC)2017」
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チリでワイン造りを行っているモンテス社がアルゼンチンで手がけるワイナリー、モンテス S.A.のワイン。アルゼンチンを代表するブドウ品種マルベックにプラスしてカベルネ・ソーヴィニヨン
「カイケン」といっても「改憲」なんかとは違う。アンデス山脈の渡り鳥、ガンのことを現地名では「カイケン」と呼ぶんだとか。
ラベルにはアンデス山脈を越える3羽のガンが描かれている。

ときどき飲む定番のワインなので安心して飲める。

ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「ワーキング・ガール


ニューヨーク・ウォール街を舞台に、そこで働く女性が仕事に恋に奮闘し、成功していく姿を描いたロマンチック・コメディー。
ちょうど30年前のハリソン・フォードシガニー・ウィーバーアレック・ボールドウィンケヴィン・スペイシーなどが出ていて、あのころはみんな若かったなーと思う。

映画の冒頭の出演者の名前にハリソン・フォードの次にシガニー・ウィーバーが出てきたので、てっきりヒロインはシガニー・ウィーバーかと思ったらまるで違っていて、彼女はヒロインを邪魔する憎まれ役。(名前の順序はギャラの順か)
主役はシガニー・ウィーバーでもハリソン・フォードでもなくて、メラニー・グリフィス。彼女の母親はヒッチコックの「鳥」でヒロインを演じたティッピ・ヘドレンだという。
1980年代後半のアメリカでは企業買収がブームになっていたようで(映画ではツインタワーのワールドトレードセンターがひときわ目立っていた)、ヒロインはウォール街投資銀行M&A部門で働く秘書という役どころ。

登場する女性たちのファッションがスゴイ。
髪の毛を最大限にまで広げたカーリーヘアというよりはライオンヘアに奇抜なメイク。あの時代はあれがフツーだったんだなー。

女性たちの勢いに押されて、ハリソン・フォードはむしろ“おぼっちゃま”風な感じだった。
さらにすごいのはシガニー・ウィーバーで、話の進行とともにだんだん“魔女的”になっていった(やっぱり)。