善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

「イルマ・ヴェップ」+新橋 恭恭(きょんきょん)

日曜日に銀座メゾンエルメス10階にあるプライベートシネマ「ル・ステュディオ」で1996年のフランス映画「イルマ・ヴェップ」を観る。
監督オリヴィエ・アサイヤス、出演マギー・チャン、ジャン=ピエール・レオー、ナタリー・リシャールほか。

往年の犯罪活劇映画のリメイクの主演女優に起用された香港スター女優マギー・チャンと、彼女を取り巻く製作スタッフたちが織りなす人間模様を描いた作品。
イルマ・ヴェップとは、1912年につくられた連続活劇「吸血ギャング団」に登場する女盗賊の名前。オリジナルでは伝説的な女優ミュジドラが演じたが、映画批評家時代から香港映画の大ファンだった監督のオリヴィエ・アサイヤスはマギー・チャンの映画を見て一目惚れ。この作品を企画した。ついでに2人は結婚。のち離婚。

マギー・チャンは実名で登場し、撮影のために単身パリにやってくる。ところが、監督(ジャン=ピエール・レオー)はノイローゼで失踪し、撮影は難航。マギーはわけがわからなくなり、見てるこっちもわけがわからなくなる・・・そんな映画だった。それが監督のねらいか?

映画を見たあとは新橋に用事があったので寄り道し、通りがかりで見かけた居酒屋に入る。
「恭恭(きょんきょん)」という店。
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5時ごろに行ったが席はガラガラ、というか、まだ客はいない。
それでもカウンターしか空いてないという。日曜日なのに予約の客で一杯になるのか?そんなに人気なのか?
メニューを見ると岡山の料理が多い。店のオーナーが岡山出身ということらしい。

ビールのあとは日本酒。
料理はお通しのあと、まずは愛媛・宇和島のサワラの刺身。
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鳥取の“幻のエビ”とかいう「猛者えび」
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岡山の生シャコ刺
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鹿児島のトビウオのさつま揚げ
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岡山のミョウガの天ぷら。
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産地は忘れたがモロキュウ。
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料理も酒もおいしかったが、値段はけっこう高くてビックリ。
それなのに帰るころには席はほぼ満席になっていた。
みなさんお金持ちなのかな?と思ってあとで調べると、土日限定で3時間飲み放題コース4000円というのがあるらしい。それでか。

新橋から地下鉄で帰ろうと駅構内を歩いていると、変わった自販機を発見。
ナント「格安チケット」の自販機。いろんなチケットが買えるようだ。
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