善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」

イタリア・ヴェネトの赤ワイン「ヴァルポリチェッラ・スペリオーレ(VALPOLICELLA SUPERIORE)2015」
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ヴァルポリチェッラはイタリアの中でも特にワイン造りに適していると有名な土地。ヴェローナに近い。地形がワイン造りに適しており、横切る谷からは暖かい気流がもたらされ、近くにあるガルダ湖が昼夜の温度差を広げることにより果実味のしっかりしたブドウを育むという。
しかも、通常のヴァルポリチェッラよりさらに丁寧に造られているのかヴァルポリチェッラ・スぺリオーレ。アルコール度数12%以上でなおかつ最低12カ月の熟成が義務付けられているワインだとか。
ブドウ品種は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ。

深みのある味のワイン。

ついでに最近飲んだワイン。
南アフリカの赤ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン(CABERNET SAUVIGNON)2016」
ワイナリーはレオパーズ・リープ。ときどき飲むワインで、飲みやすい。
カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
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アルゼンチンの「カイケン・カベルネ・ソーヴィニヨン(KAIKEN CABERNET SAUVIGNON)2016」
ワイナリーはモンテス。カベルネ・ソーヴィニヨン96%、マルベック4%。
少しジューシー。 
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ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」
原題は「The Fabulous Baker Boys」1989年の作品。
製作総指揮シドニー・ポラック、監督・脚本スティーヴ・クローヴス、音楽デイヴ・グルーシン、出演ミシェル・ファイファージェフ・ブリッジスボー・ブリッジスほか。

シアトルのナイトクラブを舞台に、しがないピアノ弾きの兄弟と1人の女性シンガーの織りなす恋のゆくえを描くロマンチック・ストーリー。
公開当時観てなくて、はじめて観る映画だったが、なかなかよかった。
終わり方は、ちょっとしり切れとんぼのように見えるかもしれないが、あれがいい。
このあと2人はどうなるんだろう、と思いを巡らせて、見終わったあとの余韻がいつまでも残っていた。

ジェフ・ブリッジスといえば「トゥルー・グリット」で最後に泣かせる演技をした保安官の役を思い出す。寡黙だが存在感があった。
相手役のミシェル・ファイファーもよかった。
兄弟を演じたジェフ・ブリッジスボー・ブリッジスはホントの兄弟だという。はじめ「あんまり似てないなー」と思っていたが、兄のボー・ブリッジスがちょっと太めなのでそう見えただけで、よくみると目元なんかそっくりだった。