昭和を代表する名人、八代目竹本綱太夫50回忌追善と、豊竹咲甫太夫改め六代目竹本織太夫襲名披露公演。
演目は「花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)万才・鷺娘」のあと、綱太夫50回忌追善と新・織太夫の襲名披露口上、追善・襲名披露狂言「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)合邦住家の段」
演目は「花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)万才・鷺娘」のあと、綱太夫50回忌追善と新・織太夫の襲名披露口上、追善・襲名披露狂言「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)合邦住家の段」
新・織太夫は「摂州合邦辻」のクライマックスの場面を語った。
声を張り上げての全身全霊の熱演という感じ。
咲甫太夫のころは若手のホープとして将来を期待してみていたが、名前は人を変えるという言葉の通り、織太夫としての語りを聴いていると俄かに上手くなった気がしてくる。
それだけ今回の公演のため血の滲む稽古をしたのだろう。
声を張り上げての全身全霊の熱演という感じ。
咲甫太夫のころは若手のホープとして将来を期待してみていたが、名前は人を変えるという言葉の通り、織太夫としての語りを聴いていると俄かに上手くなった気がしてくる。
それだけ今回の公演のため血の滲む稽古をしたのだろう。
特に今度の舞台では、玉手御前のクドキの場面で織太夫と勘十郎の息がピタリと合っていた。