善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ポルトヴェーネレ 北イタリアの旅⑥

リオマッジョーレからしばらく航行を続け、小さな半島を迂回しところにあるのがポルトヴェーネレ。「ヴィーナスの港」という意味だそうだ。
ポルトヴェーネレと、港のすぐ沖合いから順番に3つ並んだパルマリア島ティーノ島、ティネット島をあわせて世界遺産に登録されている。
港に近づくと、ここでもカラフルな家並みが見えてきた。
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宿は、港から目と鼻の先にある丸い建物。
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「トーレ・ポルトヴェーネレ」といって、午前中に着いたがアーリーチェックさせてくれた(今回の旅ではどのホテルもアーリーチェックができ、重い荷物を持ったまま移動しなくてすんだのでとても助かった)。
部屋に案内されると、港が見える眺めに思わず感嘆の声を上げた。
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オーナー?の男性がとても気さくでフレンドリーなのも気に入った。

さっそく町を探索。
細いメーンストリートにいろんなお店がオープンしていてにぎやかだった。
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歩いていて見つけた店のテラス席で昼食。
まずはビール。
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ここでもイワシのマリネ。
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魚介(ムール貝とアサリ)のニョッキ。
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イカのグリル。
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腹ごしらえしたあとはさらに町の探訪を続ける。
ポルトヴェーネレはもともと要塞だった。中世の時代、ジェノヴァとピサが争っていたころ、ジェノヴァ側の出城がここに築かれていたという。
港の建物が1列にくっついて建っているのも、城を守るための“壁”の役割をしていたんだそうな。
岬の先端にある要塞跡をめざす。
そこに建っている教会がサン・ピエトロ教会。
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さらに、山の上のお城を目指して登っていく。
中腹から見た岬の教会と要塞跡。
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海と雲。
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夕暮れどきの港。
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夕食は、広場をはさんで宿の向かいにある「トラットリア・トレ・トッリ」という店のテラス席。
ワインはやはり白。
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前菜7種盛り。
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2種類のエビとサーモン、イカのグリル。
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白身魚とアスパラ、それに手打ちパスタ。
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食事を始めたころ(8時ごろ)は明るかったが、日が没して10時ごろになると周りは真っ暗となり、空の青さが増していく。太陽の余韻か。
われわれが帰るころ、店はまだにぎわっていた。
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(つづく)