善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コデマリかトサシモツケか

連休6日朝の善福寺公園は晴れ。しかも暑い。日陰を探して歩く。

コデマリの花が咲いていた。
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ところがすぐとなりにコデマリとそっくりな花。
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「トサシモツケ」と名札が下がっている。
同じバラ科シモツケ属。じっくり見ると花は酷似しているけど葉っぱが違う。
コデマリの葉は卵形でギザギザがあるが、トサシモツケのほうはギザギザがなく細長い。
コデマリ外来種で中国から渡来してきたが、トサシモツケは日本固有種という。土佐(高知県)で見つかったのでこの名がついたとか。

ニセアカシヤの花が咲き出していた。
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タンポポが咲き乱れている中に、タンポポに似ているけどちょっと違う花が咲いていた。
オオジシバリ(大地縛り)だろうか? 葉っぱがへら形をしている。
「地縛り」とはスゴイ名前だが、細い茎が地面を這うように繁殖していくさまが「地面を縛る」ようだとついた名前。
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その黄色い花に、ミツバチよりもっと小さめのハナバチが蜜を吸いにやってきていた。
無心に蜜を吸っているので体中が花粉まみれだ。
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カメラを近づけると「何か用?」とこっちを向いた。
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羽をめまぐるしく羽ばたきながら、黒いアゲハチョウが花の蜜を吸っていた。
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何というアゲハチョウだろう?
帰って図鑑で調べるとナガサキアゲハに似ている。
アゲハに特徴的な尾っぽの突起がない。オスは黒一色だがメスは翅の基部が赤色をしているという。
とするとこれはメスか?
もともと南方系の種類だが、近年、分布を北に広げており、関東地方にまで進出しているんだとか。

道端にクマンバチが止まっていた。
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鮮やかな色の花畑があった。
何という花だろう。
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きのう下池にはカルガモのヒナが10羽ぐらいいたらしいが、きょうは姿がない。
カルガモカップルはあちこちでノンビリしていたが・・・。
バンも親鳥らしいのはいたがヒナの姿はなかった。