善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「リオ・ブラボー」

オーストラリアの赤ワイン「ジービー・56・シラーズ(GB 56 SHIRAZ)2014」
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GBはワイナリーの「グラント・バージ」の頭文字。56は醸造タンクナンバーを表したもの。
ブドウ品種はシラーズ。樹齢50年以上のブドウを使用しているのだとか。
フレッシュな感じで飲みやすい。

ワインの友で見たのは昼間NHKBSで放送していた「リオ・ブラボー」。
1959年のアメリカ西部劇。監督ハワード・ホークス、出演ジョン・ウェインディーン・マーティン、リッキー・ネルソンほか。

メキシコとの国境に近いテキサスの町。このころからアメリカとメキシコは人種が混在していたようで、
互いに共存していたことがよくわかる。
その意味でトランプ大統領にも見せたい映画。

地元の保安官チャンス(ジョン・ウェイン)は、殺人犯ジョーを捕まえるが、ジョーの兄ネイサンは手下を集めて弟を釈放するようチャンスを脅迫する。
チャンスは連邦保安官が来るまで、アル中で保安官補に雇ったデュード(ディーン・マーティン)、早撃ちの若者コロラド(リッキー・ネルソン)、年寄りの牢番とともにネイサン一味と対決するが・・・。

ディーン・マーティンもリッキー・ネルソンもともに歌手であり、映画の中でも2人は歌っている。

ところで、映画の中で悪者一味のテーマで流れていた曲、どこかで聞き覚えがあるなと思ったら、マカロニウエスタンで聞いた曲だった。
もともとメキシコの古い曲で「DE GUELLO」と呼ばれ、日本では「皆殺しの歌」の題名で知られる。
メキシコ軍がアラモの砦を襲撃する前夜、夜通し流された曲だという。

なかなか痛快でいい映画だった。