日曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの朝よりは多少気温が高いが、変わらぬ寒さ続く。
きのうは地元の友人たちとやっているミニラジオ放送「ラジオぱちぱち」の今年最初の公開放送があり、夜はそれぞれ一品持ち寄っての新年会。
写真はあくまで一部で、その後もおいしいものが続々。
お酒もビールやワイン、日本酒。
おいしいお酒と料理で盛り上がって夜更かししても、朝はいつもどおり。
上池をめぐっていて、鳴き声がしたので振り返ると、カワセミが飛んできた。
メスのヤエちゃんらしいのが、さっそくエサねらっている。
場所を移して、ほかのエサ場に行こうとしているのか。
下池では、久々のトモエガモを発見!
先月30日に見て以来、姿を消して見てなかったから、年を越してほぼ2週間ぶりだ。
もっとおいしいものを探してか、あるいは仲間を探してほかに行っていていたが、やっぱりここがいいと舞い戻ってしきたのか。
それとも去年とは別の新参者だろうか?
今年は巳年。
巳はヘビの形をあらわし、ヘビ年というわけだが、トモエガモの巴模様もヘビと関係がある。
巴はヘビの巻く形であり、中国の伝承に伝わる大蛇を巴蛇という。
古代中国の「山海経」によると、巨大なゾウを飲み込むほどの巨大さを持ち、それを3年かけて消化し、消化し終えた後に出てくる骨は「心腹之疾(しんぷくのしつ)」の薬となるとされているとか。
また、巴は「渦巻き」をあらわしているといもいう。
渦巻きは命の源である太陽をあらわしている。
このため、ケルトの自然信仰や太陽信仰の象徴として、また輪廻転生の思想を表すシンボルとしても用いられた。
日本の条文遺跡にも渦巻きの文様が見られる。
家紋でも巴紋は人気で、赤穂浪士を率いた大石内蔵助の家紋は右二つ巴だった。
とすると、トモエガモはなかなかめでたいカモであり、新年早々トモエガモと再会して、今年はいいことありそうな。
小鳥たちの集団もやってきた。
下池を1周して上池に向かっていると、けさもジョウビタキのオス。
善福寺公園のジョウビタキは、ほかの場所のジョウビタキに比べてとても羽がきれいなんだとか。その理由はしょっちゅう水浴びしているからで、きれい好きなのかも。
きのうはもう1羽、別のジョウビタキのオスもやってきて、並んでとまるシーンがあったらしい。
ジョウビタキは冬期、自分の縄張りを持って1羽で暮しているといわれるが、ケンカしたりしなかったのだろうか?
上池に戻ると、いつもならオスのシローくんが縄張りにしている池の北のほうで、メスのカワセミ。
ヤエちゃんは南の端にいたから、いつも池の真ん中あたりを飛んでいるシーナちゃんだろうか。
ひょっとして、そろそろオスとメスの出会いのころ?