火曜日朝の善福寺公園は曇り。曇っていても気温は高め。
オオジシバリの黄色い花が咲いている。
それにしてもオオジシバリ(大地縛り)とは大仰な名前。
長細い茎が地面を這いながら根を張り地面を覆うことからジシバリ(地縛り)と呼ばれる仲間の中で大型なのでオオジシバリ(大地縛り)。
上池では、きのうに続きけさもマルちゃんらしいオスのカワセミ。
ねらいをつけたかと思ったら素早くダイブしてエサをゲット。
1匹目は自分で食べちゃったが、2匹目をゲットするとくわかたまま下池方面に向かって飛んでいった。
メスのヤエちゃんにあげるのかな?
今、公園ではあちこちでヤマブキが咲いている。
公園のヤマブキは一重咲きばかりだが、珍しく八重咲きのヤマブキ。
太田道灌の逸話で知られる蓑がないいい訳?の歌に出てくるのが八重咲きのヤマブキ。
七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき
たしかに、八重咲きのヤマブキは実をつけない。しかし、一重咲きは実をつける。
もともとのヤマブキの野生種というか基本種は一重といわれるが、園芸品種として人気になったのが八重のヤマブキ。
このため八重咲きを多く目にするようになって、「ヤマブキ=実をつけない」と思っている人が多いようだ。
こちらは一重咲きのヤマブキ。
よく見ると一重咲きにはたくさんの雌しべと雄しべがある。だから結実して実生繁殖ができるのだが、八重のほうは雄しべが変化した花びらだけで、雄しべも雌しべもない。このため実をつけることができず、挿し木などの栄養繁殖でしか増やすことはできないというわけだ。
今年初のテントウムシを発見!
公園内にあるエナガの巣はどうなったかな?
おやおや?1羽が巣の中に首を突っ込んでいる。
どうやらヒナが生まれて、親鳥がエサを与えているようだ。
そばにはジッとしていて動かないエナガ。
天敵の来襲を警戒しているのか。
尻尾の先がちょっと曲がってるから夜は巣の中でヒナを守っているのかもしれない。
満開のツツジ。
それにしてもツツジは何であんなに密集して咲くのか。
花を派手に見せて花粉を媒介してくれる虫を呼び寄せているのだろうか。