善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

アメンボのオスは卑劣?

金曜日朝の善福寺公園は曇り。朝の冷え込みはない。

 

上池では、けさもカワセミの姿は見えない。

ツツジの上になぜかカルガモが鎮座している。

高いところが好きなのか。

 

下池に向かう途中には、今年の初グモ。

生まれたばかりで元気がいいのか、逃げ脚が早くて正体不明。何グモ?

 

下池のほとりの菜の花の実がなってきた。

アブラナ科の植物らしくサヤになっている。

ここからタネ、つまり菜種を取り出して搾ると油になるのか?鑑賞用の菜種と油を搾る菜の花とでは品種が違うらしいが。

 

エナガが朝の食事タイム。

それともヒナのエサを探しているの?

 

公園のはずれでハナミズキが咲いていた。

高いところで咲いていたので気がつかなかったが、いつの間にか満開になっていた。

よく見るとクモが網を広げていた。

 

下池を1周して再び上池へ。

冬鳥はあらかた北へ帰ってしまったが、アオジはまだいてくれる。

やがて標高の高いところに移動して繁殖するのだろうが、今は繁殖のための体力づくりか。

伸び上がってエサを探している。

男の子のようだから見返り美男?

 

上池に戻ると、アメンボの上にアメンボ。

交尾しようとオスがメスの上に乗っかったらしいが、スイスイと早脚で移動していたかと思ったら、ピタッととまった。

どうやら交尾中のようだ。

上に乗っかったオスはメスを前脚でしっかりと捕まえている。

アメンボのオスはけっこう卑劣なことをするらしい。

いきなりメスの上に飛び乗り交尾を要求して、メスにその気がないと、オスはわざと脚を水面でバシャバシャやって、アメンボの天敵を呼び寄せようとするのだという。

上から押さえつけられたメスは自分から先に食べられちゃ大変とばかりに、オスの要求に応じるのだそうだ。

人間界だったら許せぬ行為だが、自然界ではしょうがないのか。