善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

固い実をバリバリ、シメの噛む力

水曜日朝の善福寺公園は晴れ。やがて雲が流れて快晴となる。

 

公園に着くと、ハチジョウツグミ

盛んに落葉をひっくり返して地面を掘ってるところだった。

 

まずは上池を半周。

池のほとりのオカメザクラメジロがやってきていた。

体が軽くて柔軟なメジロは、下向きに咲くサクラの蜜を吸うのは大得意。

ときどき警戒する素振りであたりをキョロキョロ。

花から花へ、という感じで次々と蜜を吸っていた。

 

下池では、シジュウカラがジッと動かないでいた。

いつもはせわしないのにどうしたのかな?

 

下池を1周して再び上池へ。

途中には、けさもジョウビタキのオス。

 

地面のエサを探していたシメが実をゲット。

たちまちかみ砕いてしまい、バリバリという音が聞こえそう。

シメは、果実の肉の部分ではなく、固い実を割り砕いて中身を食べてしまうのだとか。

それだけ頑丈なくちばしを持つシメは、30㎞ほどの噛む力があるといわれている。

ヒトの場合、思い切り歯をかみしめたときの咬合力は70㎞ぐらいといわれるが、噛む力は体重に比例していて、ふだん食事のときの噛む力は男性で60㎏、女性で40㎏ぐらいといわれる。

ヒトに比べてかなり小さい野鳥のシメが30㎏の力で噛めるというのは大変な力ということになる。

 

再び上池に戻ると、ホシハジロカップルかな?

仲よく朝寝中だった。