金曜日朝の善福寺公園は快晴。南よりの風強く、暖かい朝。
公園に着くと、いきなり小鳥の群れと遭遇。
相変わらず忙しく飛び回るエナガ。
コゲラは振り向きもせず一心不乱に枝をつついていた。
上池を半周して下池に向かっていると、ジョウビタキの声がする。
盛んに鳴いているのはジョウビタキのオスだった。
上を向いて仲間を探しているのかな?
キョロキョロしながら様子をうかがっていた。
ときどき口をモゾモゾやっている。
やがて藪の中へ消えて行った。
ほかの野鳥と違って、あまり人見知りしないといわれるジョウビタキ。
数mぐらいの近さまで寄っていっても平気でいる。
同種間での張り意識は強いが、なぜか人間に対する警戒心は薄めのようだ。
そばまで行っても、羽があるからすぐに逃げていける自信があるからだろうか。
あるいは、人間はただ見てるだけで害はないと知っているからだろうか。
下池を1周して再び上池へ。
すると、3羽のカワセミが目の前をかすめていった。
瑠璃色が朝日に照らされて美しい光景、といいたいところだが、1羽のカワセミを2羽で追いかけていて、本人たちに優雅な気持ちなどさらさらない。
カワセミの縄張り争いは依然として続いているようだ。