善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カルガモもマガモもドングリ大好き

水曜日朝の善福寺公園は曇り。昨日よりは気温高めで、風もなく、すごしやすい。

 

上池の淵近くにカワセミ

朝はやはり寒いのか、体を丸めていた。

 

いつもは水の上にいるマガモが、カルガモたちと一緒に岡に上がってエサを探していた。

カルガモの食性は植物食で、草の葉っぱや茎、実などを食べる。秋の今ごろになると岡に上がって落ちているドングリなんかも食べる。

マガモも同じなのかもしれない。

 

下池をめぐっていると、小鳥たちの群れ。

お目めクリクリのメジロも一緒。

 

カマキリがアシタバの茎に同化するように潜んでジッとしていた。

9日前の6日に見つけて以来、ずっと同じところにいる。

もう動き回るのがいやになっちゃったのか、おなかはぷっくりしていて産卵前のように見えるが・・・。

 

上池に戻ると、池の真ん中あたりにカワセミ

別のカワセミがいる方向を見ていたが、「ここから先はボクの縄張り」とでもいいたいのか。

 

池のほとりのリュウキュウマメガキが熟してきて柿色になっていた。

琉球」の名がつくが、関東地方南部以西の本州、四国、九州及び沖縄に分布するカキノキ科の落葉高木。

もともとは中国から柿渋を取るために移入されたもので、野生化して各地に自生するようになったという。

別名はシナノガキ(信濃柿)。彫刻材としても使われるため、木工品の製造が盛んで柿渋の産地でもあった長野県で多く植えられたのでこう呼ばれるようだ。

柿渋は殺菌・消臭効果が高いというので昔から塗・染色色材として使われ、木柱・板壁・漁綱、衣類等の補強・防腐・防虫・防水剤などに用いられてきた。また、傷に塗ったり、下痢止として飲むなど、家庭の常備薬としても使われてきたという。