善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

朝日を浴びてジョウビタキ

木曜日朝の善福寺公園は、始め雲が多かったが、やがて快晴に。

 

上池をめぐっていると、水生植物のアサザの群生地にハクセキレイがやってきていた。

体が軽いものだから、葉っぱの上でも沈まずラクチン。

獲物の虫でも見つけたかな?

食性は雑食だが、水辺が好きで、水生昆虫とか小さな虫なんかを探しているのだろう。

 

池のほとりでマガモのメスが岡に上がっていた。

 

1羽だけだったカイツブリが2羽になっていた。

秋になって上池にやってきて、久しく1羽だけだったが、ようやくお相手がやってきたのかな?

 

下池にまわると、けさもヨシの中からウグイスの声。

姿を見せた!と思ったら遠くに飛んで行ってしまった。

でもよく見ると、ほかにも鳥がいる。

ヨシにとまったのはジョウビタキのメスだった。

朝日を浴びるとおなかのあたりがオレンジ色に見える。

オスは鮮やかなオレンジ色をしているが、メスも地味だけど光のあたり具合でオレンジ色に見えるのかもしれない。

さかんにシッポをフリフリして、キュートなお目め。

やがて姿を消した。

 

コンコンコンと乾いた音がするので見上げると、コゲラだった。

 

池をめぐっていると、けさもモズの高鳴きか聞こえる。

近くまでいって探すと、枝の先にとまっていたが飛んでいってしまった。

先日も鳴いていたから、このあたりを自分の縄張りにしようとしているのだろうか。

 

下池を1周して再び上池へ。

10日前からここにいるカマキリがぶら下がっている。

前脚をブランとさせてるけど、元気なのかな?

 

上池に戻ると、またまたジョウビタキのメスと遭遇。

見通しのいい枝の先で、盛んにシッポを振って「カッカッカッ」と鳴いている。

それがまるで火打ち石を叩いているように聞こえるというので「火炊き=ヒタキ」の名がついたが、まさしくその通りで、盛んにシッポを振るものだからシッポで叩いているようにも見える。

別の枝に移っても、しきりにキョロキョロ。

近くにはオスもいるらしく、並んでとまっているところを見たという人もいるから、やっぱりオスを探しているのだろうか。

 

けさも上池には3羽のカワセミが飛び交っているようだが、けさは出会うことはなかった。