善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

目の前を獲物を捕らえたオオタカ?ツミ?

水曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうは11月としては記録的な暑さだったが、けさはほどよい気温で、風もそれほど強くない。

 

上池では、カワセミが元気よく飛び回っている。

木陰でひと休みしているところかな?

 

池をめぐっていると、さきほどのか、それとも別のカワセミか?

 

きのうの強風の余韻か、ギンナンがたくさん落ちている。

あたりはギンナンの匂いが漂っている。

 

杭の上のカワセミさん、どこからきたの?

 

下池にまわって池をめぐる。

途中、カッカッカッという鋭い鳴き声が聞こえる。

すると目の前をオオタカかツミらしいのが獲物をぶら下げて飛んでいくではないか。

獲物はハトぐらいの大きめの鳥のようだ。

追っかけていくと、カラスが何羽かやってきて威嚇するものだから、公園の外へ逃げていってしまった。

けさは小鳥の声があまりしないなと思っていたが、猛禽系がやってきていたのか。

 

下池を1周して再び上池へ向かう。

途中、ツワブキが咲いていた。

晩秋から初冬に咲く花。冬が近いことを教えてくれる。

 

はちきれそうなおなかのジョロウグモのメス。

 

上池に戻ると、カワセミがしきりに背伸びしている。

今度は身を低くするポーズ。

明らかに威嚇のポーズで、近くに別のカワセミがいてにらみ合ってるに違いないと探すと、やはり同じようなポーズのカワセミがいた。

最接近して互いに威嚇し合っている。

しばらくにらみ合っていたが、やがて2羽とも飛び去っていった。

うーむ、上池でのカワセミの縄張り争いはまだ決着してないみたいだ。

 

すると再びカワセミの鳴き声らしいのが聞こえたので、また近くにやってきたのかと探すが、姿が見えない。何と鳴いていたのはジョウビタキで、すぐに遠くに飛んで行ってしまった。

ジョウビタキが飛んでいった先を見上げると、ウメの木にアゲハチョウがとまっていた。

きのうの初夏のような陽気に誘われて出てきたものの、けさは寒くてジッとしているのか?

アゲハは、成虫になってからの寿命は2~3週間ぐらいといわれる。

それでも、飼育によって羽化したものの中には2カ月以上生きることもあるという。

野外で自由に飛び回ったりしていれば肉体的消耗も大きくて寿命は2~3週間なのだろうが、飛び回ったりしないで体力を温存できたり、低温下でジッとしている機会が長いと寿命がのびることもあるのだそうだ。

このチョウはどうなるのかな?