善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

じゃれ合うキチョウ

水曜日朝の善福寺公園は曇り。風なく、湿度高く、公園内を歩いているとまるで熱帯雨林にいる如し。

 

上池を半周して下池へ。

池のほとりで葉っぱにとまったアゲハチョウ。

ジッと動かないでいたが、羽化して間もなく翅を乾かしているのだろうか。

 

カワセミの声がする。

池をめぐっていると、杭の上にオスのカワセミがとまっていて、ダイブしてエサをゲット。

かなり小さな魚をくわえていて、すぐに飲み込んだ。

飲み込んだと思ったら飛び去った。

 

そばにはアオサギがいて、何だかにらみをきかせている感じ。

 

さきほどのカワセミが枝にとまっていた。

 

下池を1周して再び上池へ。

黄色いチョウ、キチョウがとまっている。

そこに、別のキチョウがちょっかいかけにきた。

じゃれ合っているのか、とまるたびにちょっかいかけにくる。

それでも遠くに逃げていかない。

よほど仲がいいのかもしれない。

 

クコの花にウエストがチョーくびれたハチが訪れていた。

花の蜜が好きなようで、花から花へと飛んでいっては首を突っこんでいた。

 

先日雄花を見つけたサネカズラの雌花を発見。

雌花の雌しべも雄花に負けずとてもユニークな形をしている。

花びらがあんまり開いてないし暗いので、はっきりとは見えないが、黄緑色した小さくて丸いのがいっぱいかたまっていて、これは雌しべの子房と呼ばれるもの。

子房の間から白くて細長いのがたくさん出ているのが花柱だ。

花粉が運ばれていて受粉すると子房が大きくなって球状にふくらみ、実になっていくのだろう。