善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

久々、午後の公園散歩

ここ3年ほどコロナ禍のおかげで海外旅行ができなかったが、ようやくのこと、8日ほどインド最北の地、ラダックを旅行してきた(詳しくは後日、本ブログにて詳しくお伝えします)。さけ帰国したので、体は疲れていたけど、心は善福寺公園、というわけで午後に久しぶりの公園散歩。

日曜の午後だったので家族連れでにぎわっていたが、日なたは炎天にさらされて暑いものの木陰は涼しい。

 

公園に着いてまず見つけたのはバッタ。

今年初のお目見えだが、バッタを見ると夏の到来を実感する。

そばにはバッタの赤ちゃん。

 

上池中央付近の公園サービスセンターの前の遊歩道には、今年も毎年恒例の七夕飾り。

たくさんの人が願いごとを書いてつるしていた。

 

サービスセンターに隣接するミニギャラリーでは、きのうから「善福寺公園 水飛沫友の会」による写真展がはじまっていた。

毎朝の公園散歩でいつも出会う人たちが、公園内などで撮影したカワセミなど野鳥の写真の展示会。

どれも善福寺公園で見る鳥たちばかりなんだが、さすがは野鳥カメラマンのみなさん、公園という自然の中で暮らす野鳥たちの生き生きとした姿を見事に“活写”していた。

会期は13日まで。

 

上池を半周して下池へ。

散歩する道の先で、チョウがヒラヒラと舞っていて、やがて目の前でとまった。

ミスジチョウだった。

 

下池にまわると、やはり今シーズン初のお目見え。

赤とんぼが翅を休めていた。

 

イトトンボが交尾しているところ。

 

葉っぱの上でカマキリがエサをねらっていた。

 

初夏から秋に咲く花、カリガネソウが咲き始めていて、そこにクマバチらしいのが蜜を吸いにやってきた。

花の形が雁(カリ)が飛ぶ姿に似ているというのでカリガネソウの名がついたが、雌しべと雄しべが蜜を出す花の上に長く伸び、カーブして下に垂れている。

そこにハナバチなどがやってきて蜜を吸おうと花びらにとまると、虫の重みで花は垂れ下がり、するとカーブしている雄しべと雌しべの先が垂れ下がって虫の頭や背中に花粉と柱頭がついて、花粉をつけるとともに受粉する仕掛けになっている。

 

上池に戻って、池の畔で咲いていたのはキバナコスモス。

キバナコスモスって名前のとおり花が黄色しているのかと思ったら、オレンジや赤いのもある。