善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

虫の季節がやってきた

日曜日朝の善福寺公園は快晴。日差しは明るいが、風が冷たい。

 

きのうの夜は近所に住む古くからの友人たちと久々に集まってのパーティー

各自それぞれ料理を一品ずつ持ち寄って、お酒も好きなのを持ち寄りで、楽しい一夜をすごした。

エンエン5時間ぐらい飲み続けたが、翌日はスッキリ。

青空の下で、公園のライラックが咲いていた。

札幌では初夏に咲くが、東京では春に咲く花。

 

ツグミが枝にとまって遠くを見ている。

一緒に北に帰る仲間を待っているのかな?

 

上池を半周して下池へ。

カルガモが片足立ちで眠っていた。

このほうが安定するようだ。

 

梢を小型の鳥たちがめぐっている。

新緑の葉っぱに同化したようなメジロ

くっきりお目めでメジロとわかる。

 

エナガがエサをくわえていた。

小枝のように見えるが、暖かくなって這い出してきた幼虫のようだ。

 

枝の陰でじっとしているのはオスのカワセミ

小四郎だろうか、それとも上池からやってきた三郎?

最近、メスも姿を見せるようになったというが、カップルができるといいんだが。

 

下池を1周して再び上池へ。

枝にピタッと張りついている小枝のようなもの。

ガの幼虫だろうか。

小枝に擬態して身を守っているのかもしれない。

 

ここにも小枝に擬態した幼虫。

 

今年初のテントウムシ発見。

黒地に赤紋のナミテントウだろうか。

ナミテントウは成虫で越冬する。

冬になると集団で岩の隙間とか木のうろの中、軒下などで身を寄せ合って寒さをしのぎ、暖かくなると姿を現すという。

 

尺取り虫も這い出してきた。

歩くときは頭を空中に浮かせ、着地場所を探す。

頭の部分が着地すると、まるで人が親指と人指し指で尺を取るようにして、体を折り曲げて進んでいく。

散歩を忘れて、その様子をついつい飽きずにながめた朝だった。