善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ソメイヨシノのつぼみ膨らむ

土曜日朝の善福寺公園は快晴。始めはきのうよりちっぴり空気がヒンヤリしていたが、歩くうちにポカポカに。

池の畔にシジュウカラエナガなど小鳥の群れがやってきていた。

クチバシにいっぱいほおばっているのは、虫だろうか。

エナガは新芽をついばんでいるのかな?

 

アセビの小さなベル型の花が鈴なりになって咲いている。

別名をアシビ。

和名のアセビ(馬酔木)は、葉に有毒成分が含まれていて、馬が食べると毒に当たって苦しみ、酔っぱらったようにふらつくというのでこの名がついたといわれる。アシビは古名で、有毒成分は実にも含まれているので「悪し実」に由来しているともいわれる。

日本の固有種で、東北地方南部〜九州の主に山地によく群生して生えているという。

 

東京のサクラ(ソメイヨシノ)の開花予想は16日となっているが、善福寺公園で毎年一番最初に咲く木はどうなっているかな?とみてみると、かなりつぼみが膨らんで、赤みを帯びていた。

このままだと来週はじめごろには咲きそうだ。

 

先日1輪だけ咲いていたボケも、いつの間にかたくさんの花をつけていた。

 

タンポポも咲き出している。

 

カンヒザクラの蜜を吸っているルはヒヨドリ

 

上池のカワセミカップルのその後の進展はというと、サクラらしいメスがとまっていたので近づいてみる。

盛んに鳴きはじめた。

すると、近くにやってきた文二らしいオスのカワセミの方に飛んで行った。

何と文二はエサの小魚をゲットしていて、やってきたサクラにエサをプレゼントするとすぐに遠くに飛び去っていった。

エサをもらってご満悦のサクラ。

どうやら順調に愛を育んでようだ。

 

きのう見つけたカイツブリの浮き巣はどうなったかというと、けさ見たときは巣はあったもののカイツブリはいなかった。

別の時間に見た人にれば、そのときは巣の上にカイツブリがいたというから、まだ巣づくりの途中なのだろうか。