日曜日朝の善福寺公園は曇り。日差しはないが、風もなく、暖かい朝。
公園のミツマタの花のつぼみが膨らんでいた。
枝が必ず三叉、つまり3つに分かれるというのでその名がついた。
樹皮は和紙の原料となり、シワになりにくく虫の害にもなりにくいので1万円札など紙幣にも使われるのだとか。
上池を半周して下池へ。
きのう見つけたバンのカップルがけさも仲よくエサを探していた。
上池にいたハシビロガモはいつの間にか姿を見なくなったが、下池で見るのは今シーズン初めて。
けさはやけにカップルが目につくが、鳥たちにはもう春がやってきているのか。
オキザリスの花が咲いていた。
カタバミの仲間で、いろんな種類があるという。
名前の由来は、ギリシア語で「酸性」を意味する「oxys(オクシス)」からきていて、葉や茎にしゅう酸を含み酸っぱいことによるのだとか。
下池を1周して再び上池に向かう。
ツグミが何羽も群れて枝にとまっていた。
ツグミは北の国から越冬のため集団で日本にやってくるが、その後は単独行動をするといわれるが、いつまでも仲よくしているのもいるのか。
盛んに木の実を食べていたが、ときどきケンカしてるのもいた。
そばにいたのはシロハラ。
シロハラも単独行動組で、いつもなら近くにツグミでもいようものなら「おれの縄張りだ」と追い払ったりするのに、静かにしている。
相手の数が多いと、多勢に無勢とおとなしくしているようだ。
上池に戻ると、三郎らしいオスのカワセミ。
離れたところには文二らしいオスのカワセミ。
羽の先っちょが少し変だが・・・。
かわいいポーズをしてくれた。