善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

1年で一番遅い日の出

金曜日朝の善福寺公園は快晴。けさはきのうよりはちょっぴり気温が高めだが、公園のベンチには相変わらず霜が降りている。

冬至をすぎて、少しずつ昼の時間が長くなっているはずだが、東京の場合、たしかに日の入りは毎日1分ずつぐらい遅くなっている。

しかし、日の出は元日が6時50分で、2日が1年で一番遅い6時51分。その後12日間はずっと51分で変わらず、1年で一番遅い日の出が続き、朝は暗い。

ようやくあす14日は、1分早くなって50分となり、少しずつ日の出が早くなっていく。

本当の光の春がようやく始まる。

 

上池では、文二らしいオスのカワセミ

人が通る目の前の枝にとまっていた。

エサとなる小魚はだいたい池の淵あたりにいるから、どうしてもカワセミもそこでエサをねらわなくてはいけない。

すぐそばに人がいても、そんなことを気にしてられない事情があるし、人が自分を襲うわないことを知っているのだろう。

 

下池にまわると、いつも同じところでエサをねらっているメスのカワセミのサクラの姿がない。

その前に大物をゲットしたらしく、大満足してどこかで休憩しているのかもしれない。

 

バンが、珍しく枝にとまっていた。

いつもだと地上を歩くか首を前後に動かしながら水上を移動しているのだが、木の実でも食べたかったのか。

まだ鼻先が赤くないから、このところよく見る若鳥のようだ。

枝から水面に飛びおりるところ。

脚も立派だが、羽もなかなか立派。

バンの脚には水掻きがないから泳ぐのは得意ではないし、飛ぶのも上手じゃないといわれる。これだけの羽があれば好きなところへ飛んでいけるはずだが、たしかにせいぜい数mぐらいしか飛んだところを見ない気がする。

 

メジロも木の実を食べにやってきていた。

おいしそうな実をゲット!

 

高い木の枝にいたのはシメ。

やっぱり木の実を食べてるみたいだった。

 

下池を1周して上池に戻ると、枝に隠れるようにしていたのは三郎らしいオスのカワセミ

恥ずかしがり屋の三郎くん。