水曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうの雨は上がったが、気温は低く、濡れた地面がところどころ凍っている。
公園に着くなり、獲物をくわえたモズが前方を飛んでいく。
近づいてみると、すでに獲物は食べちゃったのか、茂みの中を移動しているところだった。
上池のカワセミ。オスのようだ。
上池から下池に向かう途中、コゲラがしきりに木を突ついていた。
下池をめぐって上池に戻る途中にはジョウビタキのメス。
冬の寒さの中、まんまるの体をしている。
鳥の体を包む羽毛は、熱を伝えにくい空気の層をつくり、体温を維持する役割を果たしている。それで鳥は冬になると羽毛をよりふくらませて枝に止まったりするので、まんまるに見えるのだ。
そんな鳥の知恵から学んだのが人間の羽毛布団だが。
移動して枝にとまったときも、やっぱりまんまる。
上池に戻ると、さきほどのカワセミだろうか、もう真剣な目つきで、身を乗り出してエサをねらっていた。