日曜日朝の善福寺公園は曇り。のち雲間から青空ものぞく。
公園に行く途中、垣根の中からスズメが顔を出した。
きのうはいなかったカマキリがまた同じような場所に姿をあらわしていた。
「がんばれよ」と声をかける。
上池にはカワセミのメス。
いつもはカルガモがいる水面のすぐそばまで飛んで行って、しきりに上を気にしている。
上池から下池に向かっていると、2つの池を結ぶ小川(遅野井川)にカワセミがやってきていた。
オスのようだ。
居合わせたお散歩仲間によると、このあたりで2羽のカワセミが向かい合っていたという。
ひょっとしてデート中だったのか?
それとも縄張り争い?
しきりに背伸びしていて、まるでプレーリードッグみたい。
草原に住むプレーリードッグは巣穴から出てくると背伸びしてまわりを警戒するが、まるでそっくりだ。
カワセミの場合、縄張り争いのときに相手を威嚇するため背伸びしたりするといわれるが、このカワセミは背伸びして仲間を探しているようだ。
下池では、さけもヨシの中をウグイスが移動していく。
つぶらな瞳。
体を伸ばして、どこに行こうか?
下池を1周してふたたび遅野井川にさしかかると、さっきのカワセミが相変わらず背伸びしていて、ますますプレーリードッグそっくり。
やがて去っていったが、仲間を見つけたのか、姿を隠したのか?