善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今シーズン初のシメ

木曜日朝の善福寺公園は快晴。今シーズン一番の寒さ。ブルブル。

 

けさのカワセミは、声はすれども姿は見せず。

上池をめぐっていると、高い木のてっぺんにとまっている鳥が気になる。

よーく見ると、シメだった。f:id:macchi105:20211125084510j:plain

全身茶色系で、クチバシは短かめで太いのが特徴。f:id:macchi105:20211125084536j:plain

この太いクチバシで、固いタネも平気で割って食べる。

シベリアなど北の地方で繁殖し、冬になると南方にやってくる渡り鳥だが、日本では北海道で繁殖し、冬になると本州にやってくる。

シメの名前の由来がおもしろい。

「シー」と聞こえる鳴き声と、鳥を意味する接頭語である「メ」が合わさって「シメ」となったという。

 

下池にまわると、イチョウの葉が見事に黄色くなっていた。f:id:macchi105:20211125084614j:plain

 

池の上空をシラサギが旋回している。ダイサギのようだ。

降りる場所を探している様子。f:id:macchi105:20211125084643j:plain

ようやく高い木の上にとまる。f:id:macchi105:20211125084710j:plain

朝日を浴びながら、まるで下界を睥睨してるみたいだ。f:id:macchi105:20211125084733j:plain

 

上池に戻ると、カルガモが陸地にあがってエサをついばんでいたが、冬のときだけ善福寺池にやってくるマガモも一緒にいた。f:id:macchi105:20211125084804j:plain

だいぶ公園のエサ事情になれたのか、常駐組のカルガモと仲よくなったのか。

それでも人が近づくと、木の上を羽ばたいて池に戻っていった。f:id:macchi105:20211125084846j:plain