善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

小さい虫と小さい秋

火曜日朝の善福寺公園は始め快晴だったがやがて雲が広がる。涼しい朝、というよりちょっと肌寒いほど。きょうは白露。暦の通りだ。

 

上池では遠くにカワセミのメスがいたが、下池にまわると、やはりメスのカワセミがちかくに寄ってきて、エサ探しの様子を見せてくれた。f:id:macchi105:20210907085859j:plain

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結局、うまく魚をゲットできず、次の場所へと飛び去った。

 

池のほとりの葉っぱにナミアゲハがぶら下がっている。f:id:macchi105:20210907085940j:plain

よく見ると翅はボロボロ。疲れた体を癒しているのか。

 

小さなツユクサの花を小さなハナアブが訪れていた。小さい秋、見つけた。f:id:macchi105:20210907090002j:plain

 

こちらも小さなテントウムシ。近づいたら葉っぱの裏に逃げていった。f:id:macchi105:20210907090032j:plain

 

やはり小さなドロバチが葉っぱの上で休んでいる。

それとも葉っぱの汁でも吸ってるのか。腰のくびれの細いこと。f:id:macchi105:20210907090057j:plain

前から見ると、やけに触角が立派だ。まるで小さなこん棒みたい。f:id:macchi105:20210907090129j:plain

 

ムシャムシャ葉っぱを食べているのはスズメガの幼虫だろうか。

まるでアオトウガラシかウリ系の実みたいに見える。f:id:macchi105:20210907090518j:plain

胴体の太さに比べて頭の小さいこと。f:id:macchi105:20210907090540j:plain

 

葉っぱの上にオレンジ色のかたまりがあるので近づくと、孵化して間もないクサギカメムシの幼虫だった。f:id:macchi105:20210907090609j:plain

クサギカメムシの幼虫は、最初に孵化した卵からの合図をきっかけに、次々と孵化する。世の中を知るのはこれからだから、まずは身を寄せ合ってあたりの様子をうかがっているのだろうか。

 

アシタバの花の上を移動中なのはハエトリグモ。f:id:macchi105:20210907090634j:plain

これも数㎜ぐらいの大きさしかないが、近づいてみると一人前に毛がボーボー。