土曜日朝の善福寺公園は晴れ。日差しが弱く、多少風もあるのですごしやすい。
上池のカワセミは、最初遠くにとまっていたので池をめぐって近くに行くと、今度は最初見たあたりに飛んでいって、結局のところ遠くから見るハメになった。
公園のコスモスが咲き始めた。
池のほとりにジッとしているのはムシヒキアブの仲間のアオメアブ。
口のまわりの毛がヒゲに見えて、何となくジジむさい感じがするが、緑の複眼が印象的だ。
カルガモの親子はいまだに仲よし。
春に生まれてだいぶたっているのに、4羽の若鳥はいつも一緒だし、母親もつきっきりであたりを警戒している。
うーん、親離れしてないのか、子離れしてないのか。
散歩道のすぐ目の前でカナヘビがあたりをうかがっていた。
いきなり出会ったらびっくりする。
シジミチョウが翅を広げていた。
真っ黒だからメスのようだ。
路線バスが走る道路の脇で、枯れ葉が2枚くっついている?
よく見たら、ガの仲間のモモスズメが交尾しているところだった。
こんな道路っぱたでよくも堂々と・・・。
それにしても、造形美の美しいこと!
交尾中は一番無防備なはず。枯れ葉が2枚つながっているように擬態して敵をやりすごそうとしているのか、それとも、その造形美で相手を驚かそうとしているのか?
上がメスで下がオスのようだ。
上のメスはおなかがパンパンにふくらんでいて、オスは気楽?にぶら下がってるだけかな。
よく似たスズメガにクチバスズメがいて、似たような形で交尾するが、モモスズメは後ろの翅が桃色なのが特徴で、前翅の模様もクハバスズメは横線がほぼ直線なのに対して、モモスズメはくねくねと曲がっている。
太い木張り付いたようになってるのは、何とヘビだった。
うひゃー、すぐ退散。
それにしても垂直の木の幹にピタッと張り付いていて、よく落ちないものだ。
池のほとりにはイトトンボ。
すぐ近くでミーン、ミーンと鳴く音がするので見上げると、ミンミンゼミがお尻をふるわせて鳴いていた。