水曜日朝の善福寺公園は快晴。北風がピューピュー吹き、寒い。日差しはあったかいんだけど。きょうは3月3日、桃の節句。
けさも、公園に着いて最初に見つけたのがモズ。
このところよく見るメスのようだ。
地上のエサを探しているときは、見晴らしのいい低いところにいるので比較的見つけやすい。
今度は高い木の枝に移動した。
強い風で枝が揺れ、モズも一緒に揺れていた。
きのうの雨で下池のカワセミの巣作りはどうなったか?
何しろカワセミが巣作りをしていたのは池の土手の部分で、水抜き用につくられた塩ビ管だから、雨が降れば水が流れてくる。
近くにカワセミの姿はなかったが、飛んでる姿を見たという人がいたから、まだあきらめてはいないかも?
林の中にアカハラの姿。探しているうちに見えなくなって、代わりにあらわれたのはウグイス。
そのウグイスも姿を消すと、次にあらわれたのはアオジだった。
いろんな鳥たちが入れ代わり立ち代わり。
水辺にはキセキレイ。
きれいでかわいいツバキが咲いていた。
ツバキにもいろんな種類があり、ユキツバキ系の「乙女椿」のようだ。
上池と下池をつなぐ小川のあたりでは、シロハラが落ち葉をひっくり返しながらエサ探し中。
するとその上で、またまたウグイスが姿を見せた。
きょうはよくウグイスを見るなと思ったら、次々と藪の中を移動していく。
結局、4、5羽のウグイスが集団で移動していた。
体の小さいエナガやシジュウカラが集団で移動するのはよく見るが、ウグイスが集団でいるのを見たことはなかった。
ウグイスの場合、ホーホケキョと鳴いて縄張りを主張するように、1羽単独で行動するものと思っていたが、群れて移動しているのは1羽のオスが複数のメスを引き連れているのかもしれない。
ウグイスは一夫多妻制で、繁殖期になるとオスはホーホケキョでメスを誘って繁殖するという。最大でメスが7羽いたという報告もあるほどだとか。
ただし、オスは子育てを一切せず、メスだけで育てるのだそうだ。
そのうわさのエナガが群れて移動していた。
ふたたび上池に戻ると、オスのカワセミ。
1羽だけかな?と思ったらそばにメスもいた。
一瞬だけ互いに近寄って、すぐに別々に別れて飛んで行ってしまった。
きのう見つけたカエルの卵。
順調に育ってるようだった。