善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カンヒザクラ咲く

水曜日朝の善福寺公園は快晴。強い北風が冷たく、冬に戻ったような寒さ。

 

上池のカワセミは、けさもオスとメスが離れたところにとまっていた。

池のほとりにはオス。f:id:macchi105:20210224095221j:plain

遠くのロープの上にメス。f:id:macchi105:20210224095241j:plain

 

池をめぐっていると、モズのメス。f:id:macchi105:20210224095308j:plain

モズの見返り美人の図。f:id:macchi105:20210224095330j:plain

小川ではハクセキレイf:id:macchi105:20210224095357j:plain

キセキレイは近づくとすぐに逃げていくが、ハクセキレイは鷹揚というか、動じない。f:id:macchi105:20210224095429j:plain

逃げ足に自信があるからか。それとも人懐っこいのか。

 

カンヒザクラ(寒緋桜)が咲き始めた。f:id:macchi105:20210224095450j:plain

善福寺公園ではまずカワヅザクラが咲き、そのあと咲くのがカンヒザクラだ。

旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれる。

沖縄では1月末ごろに「日本一早いサクラの開花」が話題になるが、このサクラはカンヒザクラ。温暖な沖縄ではソメイヨシノなどの生育が難しく、サクラといえばカンヒザクラなのだ。

 

ヤナギの木の高いところからコンコンコンと幹をつつく音が聞こえる。

目を凝らすと、アオゲラが幹を登りながらコンコンつついていた。f:id:macchi105:20210224095601j:plain

やがて首を伸ばしてあたりをうかがい、遠くへ飛び去った。f:id:macchi105:20210224095625j:plain

至近距離でをつついているのはコゲラf:id:macchi105:20210224095649j:plain

つつくのに夢中になっているから近くに寄っていってもまるで平気だった。f:id:macchi105:20210224095712j:plain

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このところ地面に降りているツグミが多い。f:id:macchi105:20210224095813j:plain


下池を1周して上池に戻ると、さきほどのオスとメスのカワセミか。

今度は多少は近づいている。

風に吹かれてメスのカワセミf:id:macchi105:20210224095849j:plain

オスはというとジッと水面をにらんでいる。f:id:macchi105:20210224095942j:plain

首のあたりがまるでカウボーイのスカーフみたいにヒラヒラ揺れている。f:id:macchi105:20210224095913j:plain

公園から出ようとしたら、これもさっきモズか。

朝日に照らされていた。f:id:macchi105:20210224100011j:plain

 

帰宅途中、善福寺の向こうの北の方角に細長い雲が、地面と平行に帯状になって伸びている。f:id:macchi105:20210224100048j:plain

何という雲だろうか。

地震の前とあとにあらわれる「地震雲」は帯状というが、まさか、ね。