日曜日朝の善福寺公園は快晴。都心の最低気温は6時28分に-2・4℃。今冬一番の寒さ。
上池は8割ほどが凍っていて、カモたちは氷が張ってない端の方に追いやられていた。
氷が張ってるとエサ獲りができないカワセミはかわいそう。
サラサラ流れる小川ではハクセキレイ。
ヤツデの花の蜜を吸おうとメジロが1羽やってきた。
ヤツデは雄性先熟で、さきに雄しべか伸びて花粉を出し、その後、今度は雌しべが伸びてほかの花からの花粉を受け取る。自家受粉を避けるためのヤツデの戦略だが、そうすると花粉を媒介してくれる鳥や虫を呼び寄せる蜜の出方も変わってくるらしい。
先に雄しべが成熟すると、糖度50%という甘~い蜜を出して鳥や虫を誘う。雄しべがその役割を終えると、密腺はいったん蜜の生産を止める。そして、次に雌しべが成熟してくると蜜腺は再び活動を始めるという。
メジロはそれを知っていて、甘い密をねらってやってくる。
どの蜜を吸おうかな? 1羽だけだからより取り見取り。
下から吸おうっと。
脚踏ん張って、首を伸ばして。
おいしいよ~。
今度はこっちだ。
いつまでも蜜を吸うメジロだった。