木曜日朝の善福寺公園は、始め曇り。やがて日が差し、蒸し暑い。
けさの上池のカワセミはいずれも親鳥。
メスのカワセミ。
オスのカワセミ。
複眼が鮮やかな緑色をしたアブらしいのが止まっていた。
ムシヒキアブの仲間のアオメアブだろうか。
黄褐色で、美しい緑色の複眼。脚は黒と黄褐色のまだら模様。
後ろの脚がやけに長くて折り畳んでるように見える。
下池では、カワセミがいたので立ち止まると、そばでセキレイがせわしなく動き回っていた。ハクセキレイだろうか。
今シーズン初のお目もじだ。
相変わらず尻尾を上下させている。
セキレイは漢字で書くと「鶺鴒」。
「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味だそうだ。
「国産み神話」のイザナギとイザナミが天から降りてきて、日本の国を産みだそうというとき、どうやったら子づくりできるかわからない。するとそこへセキレイがやってきて、尾っぽを盛んに上下させている。それを見て2人は「なるほど」と得心。晴れて夫婦和合に成功したんだとか。
ということは日本が今日あるのもセキレイのおかげ? まさかね。
この話は日本書紀に出ているので苦情はそちらへ。
セキレイがいなくなったら今度はコサギがやってきて、抜き足差し足でエサ探し。
別の場所ではアオサギが抜き足差し足。
こっちではホシゴイ(ゴイサギの若鳥)がやっぱり抜き足差し足。