善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

今シーズン初のハクセキレイ

木曜日朝の善福寺公園は、始め曇り。やがて日が差し、蒸し暑い。

 

けさの上池のカワセミはいずれも親鳥。

メスのカワセミf:id:macchi105:20200827090344j:plain

オスのカワセミf:id:macchi105:20200827090400j:plain

複眼が鮮やかな緑色をしたアブらしいのが止まっていた。f:id:macchi105:20200827090432j:plain

ムシヒキアブの仲間のアオメアブだろうか。

黄褐色で、美しい緑色の複眼。脚は黒と黄褐色のまだら模様。 

後ろの脚がやけに長くて折り畳んでるように見える。f:id:macchi105:20200827090459j:plain

 下池では、カワセミがいたので立ち止まると、そばでセキレイがせわしなく動き回っていた。ハクセキレイだろうか。

今シーズン初のお目もじだ。f:id:macchi105:20200827090521j:plain

相変わらず尻尾を上下させている。f:id:macchi105:20200827090542j:plain

セキレイは漢字で書くと「鶺鴒」。

「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味だそうだ。

 

セキレイ日本書紀にも登場している。

「国産み神話」のイザナギイザナミが天から降りてきて、日本の国を産みだそうというとき、どうやったら子づくりできるかわからない。するとそこへセキレイがやってきて、尾っぽを盛んに上下させている。それを見て2人は「なるほど」と得心。晴れて夫婦和合に成功したんだとか。

ということは日本が今日あるのもセキレイのおかげ? まさかね。

この話は日本書紀に出ているので苦情はそちらへ。

 

セキレイがいなくなったら今度はコサギがやってきて、抜き足差し足でエサ探し。f:id:macchi105:20200827090630j:plain

別の場所ではアオサギが抜き足差し足。f:id:macchi105:20200827090648j:plain

こっちではホシゴイ(ゴイサギの若鳥)がやっぱり抜き足差し足。f:id:macchi105:20200827090711j:plain