水曜日朝の善福寺公園は曇り。ときおり雨。蒸し暑い。
きょうから7月。ということは、いつの間にか半年がすぎちゃったことになる。
半年間、何をしてたかとジッと手を見る。
葉っぱの陰に3羽の子どものカワセミがいた。
ときどき鳴きながら、親がエサを運んでくるのを待っている様子。
さらに池をめぐっていると、親のカワセミがいて、エビをゲット。
さかんに痛めつけて弱らせている。
自分では食べず、子どもが食べやすいように持ち替えている親ごころ。
やがてエビをくわえたまま、子どものいる方に飛んで行った。
こうして見ると、魚は頭を上にするプレゼンとポーズだが、エビはシッポが上のようだ。そのほうがもらった方は飲み込みやすいのだろう。
離れた別の場所にも3羽のカワセミ。
いずれも子ども。
とすると3羽ずつの2組のカワセミ親子が善福寺池にいることになる。
これからが楽しみ!
するとナント、1羽のヒナを連れたカルガモが泳いでいた。
ヒナはまだ生まれたばかりのようだが、たった1羽しかいない。
普通、カルガモは一度に10羽近いヒナを産むから、ほかのヒナは天敵に食べられてしまったのだろうか。
それにしても7月になってもカルガモのヒナが見られるとは思わなかった。
脱皮したばかりのバッタ。今年最初に見る“初バッタ”。
そばに脱け殻があった。
そのそばでは昆虫界の最強ハンター、ムシヒキアブが交尾中。
上に乗ったオスはメスに脚をからませ、前脚で頭を押さえ付けている。
オスよりメスのほうが大きい。下になってたって母は偉大か。
帰ろうとしたら、手すりの上にいたカマキリがお尻をあげて威嚇のポーズ。