木曜日朝の善福寺公園は快晴。多少風はあるがすごしやすい。
薄紅色のハナミズキが咲いていた。
ただし、花びらのように見えるのは実は葉っぱ(葉が変形した総苞)で、虫を呼び寄せるためにハデになっている。中心に集まっている小さいのが本物の花。
これから順次開花していくのだろう。
いつみてもハデな花、シャクナゲだが、よく見ると10本の雄しべと、それより大きな雌しべがニョキッと突き出ていて、しかも先端が湿っている。
これがホントの濡れ場?
公園のあちこちでヤマブキが咲き乱れているが、黄色いだけがヤマブキじゃない。
シロヤマブキ。
実はシロヤマブキはヤマブキとは別種。ヤマブキの花びらが5枚あるのに対してシロヤマブキは4枚。
一見するとヤマブキに似ていて、白い花なのでシロヤマブキと名付けられたんだとか。
バラ科シロヤマブキ属で、1属1種の珍しい植物。
自然界で生えているは国内では岡山県のみという希少植物(ただし、園芸用としては普通に見られるという)。
ヤエザクラもそろそろ満開。
それにしても何でこんなに密集して咲くのか。これぞ“濃厚接触”の極み。
ソメイヨシノにしてもサクラはだいたい密集して咲くが、ヤエザクラのように八重でしかも花が大きいからよけいに密集感が増すのだろうか?
メスのカワセミが止まっていた。
と思ったらすばやく飛び立ち、一瞬ホバリングして去って行った。