水曜日朝の善福寺公園は快晴。風もなく穏やか。
見慣れぬ花が咲いている。
小さくて丸い白い花。コデマリのようなユキヤナギのような、だが違う。
シジミバナのようだ。
バラ科シモツケ属。中国や朝鮮半島のヒトヘノシジミバナを原種としていて、こちらは八重咲き。
花の形がシジミ貝に似ているというのでシジミバナ(蜆花)。花の中央がくぼんでいてエクボバナとも呼ばれる。
花言葉は「未来への期待」。
まるで新型コロナウイルスに苦しんでいる今の状況を表しているような。
エナガが数羽飛んでいた。
枝に止まったところを見ると、クチバシに何かくわえている。巣の材料だろうか。
きのうはツグミ、けさはシロハラが遠くを見つめて「望郷」のポーズ。
アオジが飛んできてエサ探し。
カワセミのメスがダイブしたと思ったら何かくわえて戻ってきた。
長~いヒゲの見事なエビだ。
こうして見ると“狩猟民族”らしく獰猛な顔つきしている。
生きがいいと見えて海老反りしている。
何度もたたきつけられてグッタリ。
勢いよくくわえなおして・・・。
いよいよ飲み込みにかかる。
ごっくんしたところ。
ごちそうさまでした。