月曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの雨がまだ残っていて、木々には水滴が目立つ。
“春告げ鳥”のウグイスが「ホーホケキョ」とまではいかないが盛んに「ケキョ」「ホケキョ」と鳴いていた。
これも初鳴きというのだろうか。
でも、ウグイスがホーホケキョと鳴きだすと、いかにも春の到来を感じさせる。
何でも、ホーは吸う息、ホケキョは吐く息で、胸をいっぱいふくらませて鳴くのだとか。
何のために鳴くかといえば、縄張りの主張もあるだろうが、ホーホケキョと鳴くのはオスだけなので、メスを誘うための“誘惑の声”というわけで、しっかり鳴かないとオスはメスを獲得できない。
というわけで、今は上手にホーホケキョと鳴くための練習期間なのだろうか。
それにしても、冬の間はチャッチャと鳴いていたのが、どうして春になるとホーホケキョとなるのか?
これには日照時間が関係しているとの説がある。
冬の間は日照時間が短くあまり太陽の光を浴びない。するとチャッチャッという声しか出ないが、日が長くなって太陽光線を浴びる時間が増えていくと、オスの体内で特別な物質が増えてノドの筋肉を発達しやすくして、ホーホケキョと鳴けるようになるのだという。
オスとメスといえば、きのういちゃついてたカワセミはどうしてるか?
けさも、オスがメスを追いかけていた。
こちらはオス。
一方メスは、いかにもオスの誘いを待っているふうに見えたが。