月曜日朝の善福寺公園は曇り。寒さゆるむ。
池は霧が垂れ込めていた。
バンとオオバンが仲よくエサとりをしていた。
バンもオオバンもいずれもクイナの仲間だが、バンは額が鮮やかな赤色なのに対して、オオバンはバンより少し体が大きくて額が真っ白、という違いがある。
両者が一緒にいることなど、これまで見たことはなかったが、けさはなぜか仲よくしていた。
こうしてしみるとバンもオオバンもさほど大きさの違いはないが。
それにしても赤と白でめでたい気分。
ちなみにバンは漢字で書くと「鷭」。
稲作が盛んな日本ではかつてはよく見る鳥だったらしく、「クルルッ」と大きな声で鳴く声が水田を外敵から守る「番」をしているというので、「田の番をする鳥」というのが名前の由来という。