土曜日朝の善福寺公園は快晴。空気はさわやかだが、日差しは強烈。
けさもカワセミ。
上池ではこのところオスばかり見ていたが、けさはメスのカワセミ。
離れたところにオスのカワセミ。
ツクバネウツギの花の上をホバリングしているのはスカシバ。
ハチに擬態したガの仲間だ。
アリやテントウムシと一緒に仲よくアシタバの花の蜜を吸っている大きめのハチ?
ハナバチの仲間のクマバチだろうか。
しかし、近づいてよーく見ると頭から生えているはずの触角が見当たらない。
オオハナアブはアブにしてはかなり巨大で、ハチそっくり。
黒くて太い体をしていて、腹部に黄色の帯が目立つ。ハチのふりをしているだけで刺したりはしないが、自分より強いハチの姿をマネることで身を守っているのだ。
触角は短いためほとんど見えない。ハチそっくりに変身したつもりでも触覚までは手が回らなかったか。
左右の複眼が頭頂部で接しているのがオスで、離れているのがメス。
これはオスのようだ。
スカシバといい、ハチをマネた昆虫はけっこう多いようだ。
ナント、上池の北側広場にあるクリの木に実が成っていた。
だいぶ前に幼木から植えられて、「桃栗3年」というから3年待ったけどいっこうに実が成らない。秋の今ごろになると気になって観察するのだが、毎年同じ。この木は実がつかない木なのかなと思っていたが、今年はたくさんのイガイガをつけている。
このところの気候変動がこの木にとってはむしろよかったのか?
こちらも気候変動の影響か、スオウの花が咲いていた。
ツマグロヒョウモンのオス。
近くにツマグロヒョウモンのメス。
ヒガンバナにとまるアゲハチョウ。
全身黄色のクモ。アヅチグモ(安土蜘蛛)だろうか。
アヅチグモはカニグモ科に属し、普通、クモというと網を張って獲物を捕らえるが、このクモは植物の上で前両脚を広げて獲物を待ち伏せる。
花の周辺で擬態するので、白くなったり、黄色になったりもするらしい。