善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「マイ・ガール」

オーストラリアの赤ワイン「ジ―ビー・56・シラーズ(GB 56 SHIRAZ)2014」
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ワイナリーは南オーストラリア・バロッサ・ヴァレーのグラント・バージ。
ブドウ品種はもちろんシラーズ。
飲み口のやさしいワイン。

ワインの友で見たのはNHKBSでやってたのを録画しておいたアメリカ映画「マイ・ガール」。
1991年製作。監督ハワード・ジーフ
父子家庭で育った11歳の少女(アンナ・クラムスキー)の心の葛藤を描いた作品。少女の親友役に前年「ホーム・アローン」で人気を博したマコーレー・カルキン

少女の父親は葬儀屋を営んでいて、母は少女が生まれるときに亡くなってしまっていた。
遺体に化粧をほどこす美容師としてバツイチの若い女性が雇われ、その美容師と父親が接近していくのを見て少女はイライラを募らせていく。

アメリカでは葬儀は教会で行うのかと思ったら必ずしもそうではないようだ。
映画では、父親が営む葬儀屋は葬儀の会場にもなっていて、地下の霊安所で死化粧をほどこし、1階の葬儀場で牧師を呼んで葬儀を行う。
葬儀の告知は新聞広告で行っているようで、葬儀屋は広告の手配もしている。

また、映画では父親と美容師の女性がビンゴ大会に出かけて行ったり、夜店で金魚を買うシーンもあり、アメリカの人々の暮らしぶりがさりげなく描かれていた。

金魚は日本だけのものかと思ったら、原産地は中国で、18世紀に中国からヨーロッパにわたっていったという。また、アメリカには幕末の日本から移入されたという話もある。

多感な11歳の少女の心模様。幕切れはとても切ないが、見終わったあとはさわやか。